2018年に買ってよかった機材
2018年に買ってよかった機材を勝手に書きます。
Avedis MA5
VPR Alliance規格(APIの500シリーズが収まるラック)のマイクプリです。
海外の掲示板では何年も前に話題になっていたものですけど、これが大当たり。中域の飽和感が少なくすっきりしていながら重み、深さもあり、ソースを選ばず使っています。もう何個か欲しいです。
Royer Labs SF-12
ステレオリボンマイクです。両指向性のマイクが2つついているので、アンビエンスマイクに使うと部屋の鳴りをとてもよくキャプチャーしてくれます。
G-Ride Audio White Devil 2
G-Ride Audio製電源ケーブルを中古で2本購入しました。飽和感が少なく上から下まで「正しく」再生される印象です。モニターコントローラーのCrane Song Avocetとパワーアンプに使っております。全部これ(現行は3sというモデルになっています)にしたいくらいです。
API 2520 OpAmp
API 5500のオペアンプが不調になったのでたまたま持っていた90年代のもの(ラベルが青いもの)に換装してみたところ、音がかなり変わって驚きました。現行のものよりも重心が低く、パワー感があります。とても好みの音でしたので同じ年代のものをもう一つ購入してしまいました。
また、2台あるAPI 550bには70年代の2520オペアンプの特性を再現したというScott Liebers LabsのRed Dotを。
真空管同様、手軽にキャラクターをカスタマイズできるのが楽しいです。いずれにしても現行の2520にはもう戻れません…。
HUMPBACK Engineering HT1166
オールドNEVEに使われているマリンエアトランスの特製を再現したというトランスを納めたトランスボックスです。
2ch分が1つのケースに収まっています。重心が下がり、ハイミッドがうっすらサチュレートする感覚はトランスならでは。
ケーブル
配線の見直しも随時行っております。
電源ケーブルやラインケーブルを替えたことで少しずつですが一貫性のあるしっかりした音になってきていると思います。
その他
まだ届いていないのですがモニターD/Aのアップグレード(Crane Song AvocetをII相当のD/Aに換装)、パワーアンプの入力バッファー回路のアップグレード(2520ピン互換に…!!)も発注済みです。
モニターはスタジオの肝ですので、どう変わるか楽しみです。